けりがつくの語源

路傍の石*1の注釈で初めて知りました。
「けりがつく」は、ものごとの結末がつくという意味ですが、この「けり」は、俳句や和歌からきています。
「――けり」で終わる句が多いため、終わり、結末の意味で使われるようになったとのこと。「けり」がつく と。
路傍の石は面白いです。

*1:『日本の文学13 路傍の石』 山本有三 金の星社