昨日の工学部ガイダンスのまとめ
急いでメモをとったのでおかしなところもあると思います。が、とりあえず。
いま、蛍光共鳴エネルギー移動って何だよ状態です。
新入生歓迎挨拶(小森悟氏)
- 1回生、2回生の後半は自由な時間。
- 就職のことを考えるのは、(院まで行く人は)最後の一年で十分。
- 京大生の3つの心得
- 京大生(立派な大人)としての振る舞い→社会人としてのマナー遵守。
- 心身の健康維持。
- 様々な誘惑による留年等に要注意。
工学序論 特別講義「工学部とは何をするところか(エンジニアとしての人生)」(佐藤亨氏)
- いまの災害を見て、工学部に出来ることを考える。
- 個人は無力でも多くの人々が力を合わせれば世界は変わるということ。
- 工学部の役目→これからの社会に貢献するものをつくること。(ex.デマを流さないネット(情報工学)などなど)
- 理学とは発見する学問(自然界に隠された真理を発見する)
- 工学とは想像する学問(自然現象をたくみに利用し新しい価値を創造する)
- ex1.単振動のモデルを直列的に結んで耐震。
- ex2.構造色の機構:モルフォ蝶(メタリックな羽根をもつ)、フォトニック、光の絶縁体
- ex3.分子の設計:イメージングプローブ、医薬品、蛍光共鳴エネルギー移動
- ex4.確率の利用:音声認識
- 剣持秀紀氏について
- J.C.マックスウェル(ケンブリッジ大学での講義、1871)
- 自然科学者は人間的な感性をもたなければならない。
- 工学の新たな使命→これまでは世の中を便利にすることに重きを置いてきたが、これからは技術の社会的影響を考えていかなければならない。
新入生特別セミナー:歓迎挨拶(淡路敏之氏)
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- 自由な校風の自由="自分でデザインできる"という自由。
- 受身の姿勢はダメ。
- 社会のリーダーたる資質を大学で育む。
- 古典が大事。
- 講義を受け、その学んだことをさらに高めるように自己演習を積むこと。
世界の大学で何が起きているか(森純一氏)
- うとうとしすぎてほとんど覚えていない…。申し訳ない。
キャンパスにおけるカルトの実態(大和谷厚氏)
- カルトの被害にあうのは理系が多い→理由はわかりにくい。
- カルトとは、もともと宗教色の強い文化活動のこと。
- カルトがいまの意味に使われだしたのは、1970年代アメリカ:マンソンファミリー、人民寺院、ブランチダビディアン
- 日本では1995年地下鉄サリン事件以来。
- 余談:1995年1月17日阪神・淡路大震災。大災害のあとはカルトが活発になる傾向があるので、今回もちょっと心配。
- カルトに基準はないし、一概に悪いとは言えない。
- 有害なカルトとは、何らかの信念があって、それを熱狂的に実践している。そして、それによって個人の自由と尊厳を侵害している(重要)もの。
- カルトによる被害:本人の人格破壊、家族との関係破壊、社会との関係破壊。
- あやしいサークルの特徴:
- キャンパス外に拠点がある。
- 活動費の出所が不明瞭。
- 参加者によって活動内容を変える。
- 沿革が曖昧で、人によって食い違いがある。
- サークルの名前がはっきりしない。
- メールアドレスを教えてくれない。などなど。
- 北大の櫻井氏より、カルトの被害にあいにくい大学生の特徴は
- 「悪事」をしたい、自分のことしか考えない、理想がない、…等等。
- 大学生は被害にあいやすい。
キャリアを考えよう−キャリアデザイン・社会人基礎力・社会性−(溝上慎一氏)
- 意識の高い人と低い人。
- ex)マニュアルワークをこなす人の間にある差、議論の主導権を握る人とただ黙って聞くだけの人の差。
- 意識の高い人→問題意識を普段からもっている:負荷がある状況を想定したり、反省したり。
- 「意識」はどうやって形成される?→仕事をやってから身についていくのではなく、日々の小さな出来事との付き合い方から形成されるのでは。
- キャリアは将来の仕事のことだけではなく…
- 1.キャリアデザイン
- ワークキャリア(働き方)、ライフキャリア(生き方)←もうちょっと後でいい。
- ポイント:1回生のVerでいいので、「将来の仕事」を決める(≠考える)、短期目標で日常をつくる(規則正しい生活をする、朝ごはんをしっかり食べる、一日目標にすることを書き出す(思考の外化))。意識の高い人は生活が違う。
- 2.社会性
- 学部以外、できれば他大学の友人をたくさんつくる。
- ボランティア、インターンシップに積極的に参加する。
- 大学生向けのビジネスコンテストに参加する。
- 3.社会基礎力
- 知識だけではやっていけない。
- コミュニケーション力、課題発見力を磨く!
- 1.キャリアデザイン
- Robert Kegan(2002、P186-187)
- 自分が良心的で優秀な医師だと想像してみてください…(略)
まとめのまとめ
さすがおと工学部、な会場でした、ね。
聞いている間、これからのことを考えてました。
高校時代から、
1.大学で目下興味のある画像処理や画像認識(CV)の勉強をして、面白かったらそのまま研究開発の道へ。
2.大学で数学の教員免許(高校)を取り、卒業後高校教諭へ(ちなみに僕は数学が好きではありませんがツールとしての有効性は大いに認めております)。
のどっちかに進もうと思っていました。いまもとりあえずこの路線です。
現在大学の講義のことはさっぱりです。数日後のガイダンスを受ければもうちょっと視界がはっきりするかな?
わくてかしてます。